2019-06-17
・21話のヤクモは体操着なのがアレですが、各所芸が細かくて超面白い話です。

・岩からジャンプ飛び降りでフードが脱げる奇跡。マントがはためくと格好良いからか、戦闘開始までの間、謎の風演出を受けている。
・闘神機の取り扱いは、タイシンに「…遅い」評価される程ゆっくり。と言うのも壊れそうな闘神機を騙し騙し使っている状況だからだと思われます。
……が、遅さ故にブリュネがちょっとダメージを食らうのを見て、ほんのちょっと印を切る速度を速めるのとかほんっっと芸コマで大好き。
・闘神機の出力で必殺技を相殺出来ないと知っての、素早い符での回避行動。勿論ブリュネも一緒。
・「さすが神流闘神士、手強いであります」「ああ」の遣り取りがなんか好き。
「本気で行くぞ、ブリュネ」の台詞は「(闘神機に負担にならない程度に)本気で行くぞ」だと思われ。闘神機の耐久を考えつつ加減していた闘神士プロここに。
・必殺技の隙を突いて口に符を放り込んだり、そこに必殺技を撃ち込んだりと実戦的な意味で結構えげつない。
・マガホシに直接攻撃を食らいそうになってからの、落ち着き払った障壁展開。後ろにりっくんが居るから回避行動ではなく防御した感じもグッド。慌てて戻って来るブリュネも可愛い。(余談ながら、戦隊の皆さんこぞってヤクモの前に庇いに入るの好きだよねって、ほんとときめきポイント高ぇ…)
・「自らも技に巻き込まれるか」とマガホシには嘲笑われるものの、障壁で防げる程度の技と言うか威力のほぼ無い仕切り直し技をチョイスする辺りは流石。
それを見て「これが必殺だと?!」と言うタイシンに、いや今のはどう見ても倒す為の技じゃないからね?と説明してあげたくなる。
・「闘神符の扱いは見事だがそれだけで我らを倒す事は出来ぬ」と言われてからの、「お前たちを相手に闘神符で勝てるとは思ってないさ。だが、勝つ為の戦い方はある」と言う容赦無いこの発言大好き。直訳すると、お前相手なら闘神符でもやれるよって言い切ってますからね…。
・動きを封じたマガホシにぶつける必殺技を、闘神機カタカタなのもあるだろうけど、「遅い」「雑魚闘神士だったわ」などのタイシンの発言に対する嫌味の様に、超ゆっくり印切るのも大好き。
・伏魔殿のかなり深い階層に居たりっくんに詰問調子になるものの、天流にとって禁忌である伏魔殿に入ってきた事そのものを責めない辺り、天流の決まり事とかを余り気にしてないのが伺える。
・驚きの「先程感じた振動はそれだったか」「ここを行けば君の元いた所へ戻れる筈だ」発言。伏魔殿の別階層で騒ぎがあれば感知可能、且つ心当たりの階層まで界門を自在に開ける、伏魔殿サバイバー過ぎる特技を披露。「伏魔殿を旅している」と言う、一人だけ世界観の違う発言がじわじわ来る。
・着替え前の手袋は謎の掌出しデザイン。手の甲だけガードって、いやそれ何の意味がある手袋なのと問いたい。闘神機が持ち易いとか何かヤクモ的こだわりがあるのかも知れない…?
・リクが上から落ちて来てショートカットしただけと言う疑問も解消された所で、厳しそうな態度から急に気さくなお兄さんへ切り替える。マントの翻し方が無駄に格好良く、格好の奇抜さとかがどうでも良くなる事請け合い。

・21話は他にも、ミヅキとユーマのどっきり遭遇をお膳立てしてあげるミカヅチパパとか、石段をスクーターで登って来るマサオミの非常識運転とか、お嬢様方に手加減してかかるマサオミのフェミニスト感とか、クラダユウを庇いながらのエレキテルの「好きでしたー!」とか、エレキテルを失って涙をこぼすカンナとか、抜粋ですが見所もりもり過ぎて堪らない話です。
21話〜24話収録のDVD6巻はその侭24話まで連続して見れるのもある意味ポイント。ジャケットの背中を見ると、連続する式神絵の中にヤクモが唐突に放り込まれてるのがじわじわ来る奴だしで。