2019-07-20
・と言う訳で、天流属伝説の闘神士様(17歳)のアニメ版戦闘の軌跡その1(タイトル
・……て言うか最早単なる戦闘ありのヤクモ回の詳細をにやにやしながら見てる感じのアレです。


・10話 VS妖怪
…これカウントしていいのかな…。 ともあれOPを除けばヤクモ初登場。
大百足程度なら全く臆する事もなく符で一刀両断して仕舞うヤクモ様ですが、小さい沢山の妖怪相手には面倒になってブリュネ降神。多分に螺子式貫通波でバラしたものと思われ。
この時点ではやけに眼差しが綺麗なただの不審者ですね。


・12話 VSマサオミ&キバチヨ
闘神機でのブリュネだけど、この時点では印はそれほど遅くはないです。まだ闘神機の耐久度に余裕があったのでしょう。
キバチヨの、技の隙をついた素早い動きにブリュネがさらりと反応したり、必殺技の時間を稼ぐ為に符で攻撃を防いだり、次々大技を叩き込んで畳みかけたりと、ヤクモ&ブリュネのデビュー戦だけあってちょっと張り切ってる感じです。珍しく行動が好戦的ですしね。

マサオミ側は、基本キバチヨの好きに遊ばせていると言う、マサオミ君の今後にもありがちなバトルスタイルを表現。とは言えマサオミは「遊んでる暇はないぞ」と口にしたり、大真面目に戦ってる様子ですが。て言うか名前呼びまくってますよね君たち。
式神より闘神士の動向を窺ったりする熟練の戦い方を地味に見せつけたり、必殺技をキャンセルさせたり、フィールドを破壊して離脱したりと、同レベルの相手との初めての対戦カードで、りっくんらのがっつり派手にぶつかり合う戦い方とは質の違う戦いを展開します。

12話はコゲVSランゲツ側と交代交代にキバチヨVSブリュネが出て来るので、がっつり戦う宗家サイドと、様子見バトルの17歳たちと、その違いが顕著です。


・21話 VSタイシン&マガホシ
のっけから二つの属性の符で牽制。雷でスタンさせ、炎でその場に停止させている内に岩の上にポジ取りしてのご登場。無駄に格好良い。
お馴染み今回も闘神機でのブリュネ。果たして八話の間にどれだけ神流闘神士に絡まれたのやら、闘神機は壊れる寸前。素人級のゆっくりとした印にタイシン評価「とんだ雑魚闘神士だったわ」の舐めプ発言を貰います。
でもブリュネが攻撃を受けたらほんの少し印の速度が速まったりと、芸コマな表現は忘れないヤクモ様。

必殺技での相殺に失敗する合図「限界でありますっ…!」を受けたら即座に符を使って離脱。
ブリュネに本気で行くぞ宣言をするものの、「闘神機が壊れない程度に動いて良いよ」的なニュアンスだと思われます。実際ブリュネは最初に喰らった攻撃を今度はちゃんと避けてくれます。
そこにすかさず符を投じて、開いていたマガホシの口内を攻撃する結構えげつないヤクモ様。ブリュネも狙って上に避ける事で、ヤクモの符を当て易くしています確実に。
要するに、マガホシの千牙手裏剣が口を開けて出す技だと二度目にして見切っていると言う表現なんだと思われます。

神流らしくタイシンは、マガホシの技でブリュネを牽制しておいて、直接闘神士であるヤクモを狙いに行きます。噛み付こうとしたんですかね?さっき口ん中に痛い思いをしたばかりなんですが…。
然しヤクモは落ち着いて符の障壁を発動して印を切ります。背後にりっくんが居たのもあって回避行動を取らず、障壁で防げる程度の、マガホシを目の前から離す為の技をチョイスする辺りが流石。

「次で決めるぞ」と挑発しておいてからの、大技に対して罠的な符の発動での行動封じ。「闘神符の使い方は見事なものだと以下略」とタイシンも言っておきながらあっさり引っかかっているので、ちょっと可哀想な子かも知れません彼…。
ともあれ動きを封じたマガホシに、ものっそゆっっっっくりと印を切って(大技だから闘神機に負担がかからない様にしていただけの様ですが)、とどめをさして終了。
結局無駄に力を消費させられ、あっさり逃げられるヤクモ様にもうっかりさん感が漂っております。
あれだけドヤ顔していたタイシンが、悪びれずに逃げるとは思ってなかった可能性はあるけど…。


・25話 VSタイシン&マガホシ
マガホシの千牙手裏剣の不意打ちをヤクモが符で防ぎますが、りっくんが自分より敵に近い位置に立っていたからか、「壁」ではなく「護」の効能なのが個人的にツボにはまれるポイントです。使い分け!意識の違い!芸が細かい本当!
そのあとりっくんに逃げる様促す直前の「大体見切った相手だし、零神操機の試運転にはちょっと物足りないかな?」みたいな表情よ…。

零神操機開封の儀。まずは定番のブリュネをチョイス。のっけから印が早いどころの騒ぎじゃなく、回避兼攻撃に使える技である究極竜変化護符でエネルギー体になったブリュネがマガホシを締め上げて、ロープ!ロープ!な状態に。
基本的に相手を無力化して戦闘を止めさせたいヤクモ様の方針ですが、そんなヤクモの降伏勧告にタイシンは「無知蒙昧な」と嘲りを投げ、聞いたヤクモも結構ガチでムッと来ている様に見えます。
そうして長い印を切り始めた事でヤクモは素早く警戒態勢に移行、大降神の気配を感じた事で即座にブリュネにも離れる事を促すものの、ヤクモ様に良い所を見せたかったのかギリギリまで粘っちゃうブリュネ。
更にはヤクモ様を護る様に前に回り込むケア力を見せますが、護られるまでもなく崩れた洞窟の瓦礫をバックステップで華麗に避けていくヤクモ様の姿は、式神並の運動性能を彼が持っている事をさりげなく教えてくれます…。何だこの人外。

心此処に在らず、は何か精神攻撃的な感じなんですかね?理性を失っている大降神には通じない模様。
マガホシに押し潰されるブリュネを、究極竜変化護符で実体化を解く事で救助。21話の竜巻巻き上げと言い、技の使い方うめえ…。
続けざま大技を使って何とか御せないかな?と様子見しますが、矢張り大降神のパワーには叶わない模様。
…と言うか他の式神たちが大降神相手に為す術がない描写が以前に(20話とか)あった事を思えば、瞬間的にでも大降神を抑え込もうとしたのって凄い事なのでは。

水浸しになったのでタンカムイにシフト。楽しげに泳ぐイルカ様に負けず劣らず、符を駆使した波乗りヤクモ様も妙に活き活きとしておられます。ほんとこの闘神士に出来ない事無いな…。
足場の不安定そうな波乗り符の上で、危なげなく姿勢を正して集中すると言う体幹の強さも発揮。

切り札の大降神に臆さない>どころか式神チェンジ>どころか五行五体同時降神>そればかりか五行結界を形成>五重塔建設>闘神士が必殺技を使う
…と言う怒濤の流れがタイシンを襲い、視聴者共々呆然顔になって、マサオミみたいに神操機を器用にくるくる回すヤクモ様を後は見送るだけで勝負あり。


・ひたすら掘り下げ突っ込みしてるプロレス実況みたいじゃん!と書いてて気付きましたが、楽しいんですいません…。
・…その2に続く。かもしれない。