・ここが変だよ神流さん！
・……と言うタイトルだけでオチのつきそうな思いつき。要するに神流の皆さんの行動とかに無粋なツッコミを入れて行きたいと思います。
ほぼほぼマサオミで埋められそうな気がするのは多分間違ってません。面倒なので（…）抜粋です。


・1話：
ショウシの君から聞き出したのは「リクを千年後に送った」事程度だった筈。
が、まるで得ているかの様にマサオミは当時天流屋敷のあった京都ではなく、天神町を訪れています。何か根拠とか確信でもあったんでしょうかねえ…？そのへん本編で見落としてたらすみませ…。


・11話：
京都の風景が懐かしいかとかリクを揺さぶりにかかるマサオミ。実際の風景がどうとかは取り敢えず関係ないのでしょう。リクの正体やマサオミの謎を演出する要素と言うだけで。
太白神社の事を訊かれてそそくさ立ち去る様子からしても、太白神社がどこにあるのか、の調べは多分ついてないのだと思われます。天流の結界があったら探すのも困難でしょうし。


・12話：
そもそも、鬼門オープンで中に入っているのに妖怪が出ていないと言う、当時設定がまだ固まってなかったのかな？感を漂わせるワンシーンから始まると言う曰く回。マサオミさんの暗躍ムードを漂わせる役にはかっているので、個人的にはあの無駄とツッコミ所の多いユーマとの一件は好きです。

それはさておき、多分に神流の仲間（モブ）と伏魔殿内部で情報交換だか提供だか相談だかをする予定だった様です。
マサオミは腕時計を見ながら「時間にルーズな相手と以下略」と口にしているので、伏魔殿の中でも現代時間を計測する為の道具を何かしら伏魔殿へと持ち込み、使わせているのでしょうね。それこそ時計とか。
……まあでもまずは時間の概念とアラビア数字を教えなきゃならなくなるので大変そうですが。
大雑把に「この長い針が12、短い針が9に来た時の、この形になった時に待ち合わせな！」とかやっていたのかも知れません。
神流の皆さんが一個の時計を囲んで「ええい一体いつあの形になるのだ」とかやってる姿を想像すると何かもう色々と涙を誘いますが。


・18話：
マサオミの暗躍の一つである、神流の仲間を封印から解いて回っていると言う行為が明るみに出た瞬間。
封印に近づく地流をお片付けしたり、大好きな牛丼さえも僅かに眉を動かす程度の扱いにする程には、マサオミ的に重要な作業の様です。
結界そのものは天流にしか解けない（解いた自覚もリクには無い程度＝新太白神社の封印の様に天流が触れるだけで解けちゃうとかそう言う感じ？）様ですが、封印の裡に眠るタイシンを呼び出す…と言うか封印そのものを解くには、何やら印とか切る特殊な手順が必要な様ですね。
多分に後々ガシン君の回想で、ショウシの君のやっていた事を教わったのでしょう。

金属にハンソロの様に固められたタイザンや、氷に閉じ込められたガシンは見た目ですぐそれと解りますが、タイシンは建物の中且つ一見姿も見えませんよねえ…。封印のやっつけ度とガチ度の違いがなんとなく見える気がしないでもないです。
他のモブ以外の神流もああ言う感じに気を遣って封印されていたんでしょうかね…？


・21話：
12話でマサオミが待ち合わせをしていた場所にちょっと似てますよねあそこ。
ともあれ神流の皆さんは喧嘩っ早いのが特徴です。自尊心超高い上に、負けてもウツホ様がいるから大丈夫！的な、駄目だこいつ…な所から来ている様です。
小指だけ折る謎の「神流持ち」を最初に披露したのもタイシンです。千二百年ぐらい修行をすれば身につくものなのかも知れません。薬指も一緒に折っちゃえよもう…。

タイシンはヤクモ討伐を任されていた…と言うか奴の到達しそうなエリアの警備を任されていたとか言う感じでしょうか。任命したのは恐らくマサオミでしょうね。タイザンは当時伏魔殿内に関与していた様子がありませんし。（地流幹部の部署違いで伏魔殿に手が出し難かったと言う状況を勝手に妄想補完しておりますが）
ヤクモの回想で沢山の神流に囲まれていた画や、12話の「お前の待っている者は此処には来ない」発言からみても、モブ神流ではヤクモの相手は到底務まらなかったのが窺えますので、封印解除した神流エリート組…と言うかいわゆるモブ以外の奴にこの辺りの見張りを任せようとなる流れはまあ普通でしょう。

問題はそのタイシンが喧嘩っ早いと言う点。マサオミも「こいつらには手を出しちゃ駄目だぞ」とリク一行の写真でも見せて念を押しておけば良かっただろうに、写真の説明をするのが面倒だったのか何なのか、タイシンには好き勝手にやらせていた様子。
お陰で「伏魔殿にリクが飲み込まれた」と言うソーマとナズナの報告から、神流の領域までリクが墜ちるとヤバいと今更の様に気付いて捜索＆救助に乗り出す始末。
ほんとマサオミさんはところどころ抜けてると言うか水漏れしっ放しと言うか……ねぇ？

ヤクモの証言からも、伏魔殿の奥深くには神流を名乗る「勢力」が居るらしいと言う事実が判明します。マサオミとかタイシンとか少数ではなく、勢力と言うレベルでの数です。
まあ昔から伏魔殿の資源は生きるに役立つものらしい事は知れている様でしたので、大勢の人間たちの食べ物や水はなんとでもなるのでしょう。
後々ヤクモも妖怪汁しか食ってなかったと驚異の発言をさらっとこぼしますし、マサオミもそれをさらっと聞き流してます。
…まあ要するに妖怪＝食料なんじゃないかなぁって…。かなぁって……。


・24話：
天流宗家だし育って来たから大丈夫だろうと、ここ最近のマサオミの放任主義が祟ってかリク敗北（判定微妙）。
…まあよくよく振り返ると結構最初っから放任でしたよねあの人…。本当に天流宗家を大事にする気あるのかなあって疑いたくなるレベルで。
それでいて爪噛んで呻いているので、君さぁ…、とちょっとツッコミたくはなります。

「俺だ、丼の…！」と言う発言からも、自分の印象で一番ウェイトを占めているのは多分それと言う認識はマサオミ自身にもあった様子です。
もっと師匠面して近づく事や思う様に動かす事は容易だったんでしょうけど、それをやって情が湧いたら困ると、無意識的に思ってたのかもなあと勝手に妄想しておきますね。


・25話：
名落宮にリクを送り出したと思ったらヤクモを連れて帰って来ると言うトンデモ展開に。
海老で鯛を釣るどころじゃない結果とマサオミの驚きとが、ちゃらけた態度を取っていてもこの人実はアドリブ苦手なんだな…と察せます。

ヤクモがここに来て漸く、伏魔殿の成り立ちや役割やウツホと言う名を出し、神流もウツホの信奉者らしい＝神流こそ敵？と言う背景が見えて来てます。
リスクのある必殺の一撃的な扱いに近かった大降神が、神流には大降神を任意に起こす方法が知られているらしいとも判明した事で一気に株価下落。
更には、大降神？五行で貫けば問題無い、とばかりの扱いを受けた事で、大降神って制御も出来ないし実は駄目なやつなんじゃ…と言う、トラ○クスの筋肉Sサイヤ人の失敗並の認識がひしひしと涌いて来ます。


・26話：
その大降神でぶつかる天地宗家ですが、この時点でユーマはただのヒラ地流と思われていた為にマサオミ…もとい悪オミに変顔と共に大鬼門の中へとドツかれる事に。
結果＞リクとコゲンタは間一髪逃れた。ユーマは倒し損ねた。代わりにミヅキが倒される。
後々伏魔殿からのユーマの帰還とほぼ同時期に、ユーマが地流宗家だと明らかになる訳ですが、振り返ればとんだ失態です。まあこの場合は地流を見張っていたタイザンの責任になりそうですけど。

色々と失敗したマサオミは、唐突ながら無理矢理リクを助ける事で誤魔化す訳ですが、あの状況で青い龍の大降神が飛んでたとかもう他に該当者いないだろ的なかなりリスキーな行動でしたねえ…。
然しソーマが追い払われていたお陰もあってか、怪しまれすらしていません。


・27話：
神流の皆さんに因る、今までのおさらい回。
どこか都内と思しき料亭で、何故か電気も点けずにDVD鑑賞会を始める、マサオミと愉快な仲間たち。とは言え集まったのはマサオミ、タイザン、ショウカクの三名のみ。タイシンはやられちゃったので仕方ないですが、ゼンジョウはどうしたんでしょうかねえ。あの変な触覚の所為でお留守番？
正体がバレない様にする為なのかも知れませんが、薄暗い料亭内で一部平安装束です。コスプレ仲間の集会かな？
タイザンとか声で既にバレバレなんですけどね…。

ショウカクにはマサオミの、タイシンへの情報と配慮が足りなかった反省からか、写真どころか地流の秘蔵DVDを見せて説明する優しさ。ある意味で「天流宗家は俺が育てた」自慢と「地流ってしょぼいよねー」みたいな、地流潜入中のタイザンからしたらちょっとイラッとしそうな内容ですが。
ともあれそのDVDを見せる為にわざわざショウカクを伏魔殿内から呼び寄せた様ですが、よくショウカクが「鉄の馬があ〜！あなおそろしや…」にならなかったものだと…。

ショウカクがいつもの改造狩衣の上からニットのセーターと思しきものを着ているのは、一応現代社会に対する変装のつもりなのだと思われます。ほぼ意味を成してなさそうですが。
セーターだけじゃなくて上下共に用意したんだけど、着方の解らなかったショウカクが結局改造狩衣の上に着ちゃった感じですよね。下がどうなっているのか解らないのがやや残念ですが、無理矢理ジーンズとか穿いてたらクッソ面白い画だっただろうなあ…。
そんな頓狂な格好を許した辺り、鬼門から単身ショウカクに来させたのか（ヤタロウが凄く苦労しただろう想像も付け足す）、それとも鬼門で待ち合わせをしたものの、勝手に着たり穿いたりしたのを黙って見つめていたのか…。
多分にマサオミやタイザンも現代に来た当初は服装一つにも困ったと思われますので、困りながら着るショウカクを見て「俺らも昔はああだったなあ…」的な感覚で生ぬるく見守っていたのかも知れませんね…。
酷い人たちですね？(棒読み


・長くなって来てる上にいつものアニメの順を追ったツッコミだし、27話がメインディッシュだし……これ続く必要ないよね…。