Story/モエかん
モエかん各ルートネタバレ解説と一部余計な考察やメモ。 ※現状自環境でで読み直しの出来た、コンシューマ版及びモエかすを参照。 攻略ではありません。 ほぼほぼ読み直しメモとその注釈程度であり、個人的な感想文の様なものでもあります。 ストーリーラインをその侭追うのではなく、解り易さの為に謎の解答などから先に書かせて頂く事もありますので、物語を楽しみたいと言う場合にはご注意を。 飽く迄いちファンの個人的な理解の範疇ですので、公式の見解とは異なる点も多々あるだろう事を予めお詫び申し上げます。 ========================= ●かずさ篇 膨大な世界設定の理解を微妙に困難にしたり拡げたりもしてくれるお話だが、残念ながら設定と言う意味の活用は余り無く、この内容なら他タイトルのギャルゲーに収録されていても違和感がない様な、よくも悪くもモエかん初心者向けの物語。 ルート管理や分岐が上手く行っていない部分が他篇同様にあり、会話がおかしな事になったりする事もあるので、脳内で察し補正を行いつつ読むと良。 〜なんと言うか、こまけえ事はいいんだよ!の精神で、ヒロインとなるかずさの行動や言動を愛で楽しむ体で読めば良い。 ========================= ・かずさ篇※ネタバレ含む大まかなストーリー 粛正部隊であるALICE IN CHAINSから貴広の護衛に来たと言う朝霧かずさ。彼女はこの時代珍しいシェフの資格を持っている事もあり、厨房係を務める事となる。 かずさの行動や言動はどうもちぐはぐで破天荒だったが、皆そのペースに巻き込まれ馴染んでいく。 貴広も段々とかずさの明るさや手料理に絆されていくのだった。 ある日、軍用犬の訓練と言う本社からのイヤガラセで老齢のコモンドールが送られて来る。貴広はその犬に「井上先生」と名付けた。鈴希は井上先生を気に入るのだが、かずさは犬を嫌って逃げ回る。 貴広はかずさの極端なまでの犬嫌いを、井上先生に敵意が無い事を示して何とか克服させる。それを機にかずさは井上先生と親子の様に仲良くなる。 そんな最中、貴広は昔持っていた小さな鈴を見つける。養成所の生活では取り上げられて仕舞うので、見つからない様に中の玉は抜いてあって、音は鳴らない。 それを持っているだけで何故か落ち着く、お守りの様なものだった。かずさがその鈴に興味を示したので、欲しいならやると渡してやる貴広。かずさはそれを大事にするからと喜んで受け取った。 井上先生は15歳と言う老犬。最近具合が悪いと案じるかずさは、死と言う現象を酷く怯えている様だった。 井上先生の為に薬草を採りに森へ入ったかずさを追った貴広は、そこで暗殺者と対峙するかずさを発見する。 その会話の様子から、かずさが今まで度々貴広を狙って来た暗殺者を退けていた事、命を獲りはしなかったがその暗殺者たちは失敗故に自ら死んだ事が解る。 撃たれかけた貴広をかずさが庇い、そのかずさを井上先生が庇った。暗殺者は貴広が仕留めたが、井上先生は致命傷だった。 私の血を舐めれば助かると井上先生に叫ぶかずさ。然し井上先生は血を舐めず、彼女の涙を舐めて事切れた。 死とは何か。生きている者が必ず迎える終わり。では、死なない人は死んでいるのと同じなのか。 そう問うかずさに貴広は、死なない者であっても他者の死でそれを想う事は出来る。それはその人が生きていると言う事になるのだろうと答える。 少しすっきりしたらしいかずさに誘われ、二人は井上先生の墓を訪れる。かずさは白菊を供え、貴広は帰り際に井上先生の鳴き声を聞いた気がした。 そんな中、ALICE IN CHAINSの「朝霧一紗」を名乗るメイドが訪ねて来る。 朝霧は、自分の名を騙るメイドこと朝霧かずさと、身元不明の鈴希が刺客である可能性が高いと言う。 貴広は何者かの判断は俺がつけると言うが、現れたかずさに朝霧は問答無用で襲いかかった。かずさは、貴広と擦れ違い様に窓を破って逃走する。 朝霧は態度こそしおらしく、二人を無傷で捕らえろと言う貴広の意向には従うが、その代わりに護衛メイドを付けて行動を制限する。 護衛メイドを付ける命令を出したと言う水野と言う人物は貴広の若い頃の教官であり、親代わりでもある男で、幹部連でも一二を争う実力者である。 そんな水野の名を出され貴広も強くは反論出来ず、暫く護衛メイドにつきまとわれる生活を送る羽目になり、自由に動けずにかずさや鈴希の無事を確認も出来ない状況になる。 雨の降る夜になって窓からかずさが訪れる。かずさは自分を刺客では無いと説明し、ただ旦那に恩返しをしたかっただけなのだと言う。詳細を聞こうとした時、催涙ガスが部屋に放り込まれた。貴広はかずさと共に窓から脱出するが、そこに朝霧の声が飛ぶ。なんと所長の部屋から逃げた賊が二人逃走したと言い、発砲許可も簡単に出される。最初から朝霧はかずさ諸共に貴広を仕留めようとしていたのだ。 二人は暫し廃墟で雨を凌ぐ。かずさは、昔も私を温めて助けてくれたよねと言う。白髪山の洞窟の中と言われるが、貴広には憶えがない。 やがて雨が上がる。包囲するメイドの数から、一部はこの島に勤める者で、朝霧の任務に駆り出されているだけだと判断した貴広は所長として、抜き打ちの訓練は終わりだと宣言した。メイドたちはこの島での自分たちの主である貴広の言葉を普通に受け入れ、解散していく。 やがて現れた朝霧は、躊躇わず貴広を殺そうと襲いかかって来る。矢張り朝霧こそが貴広の暗殺に送り込まれた刺客だったのだ。自分の名を騙ってここに居る、かずさと言う贋物にその罪を全部背負わせる。それが計画だった。 かずさは貴広を護って戦うが、負傷もあって不利になっていく。そればかりかかずさは今までの刺客も殺していなかったのと同様に朝霧を殺す気は無かった。 だが、峰打ちは敵対者との技量差があれば可能な所業だが、今のかずさと朝霧は殆ど互角で、殺気を持たないかずさの方が負けているぐらいだった。 朝霧の薙刀をその身で受けながら、かずさは貴広を護る為にやむなく朝霧を仕留めた。貴広を護れた安堵。人を殺めて仕舞った罪悪感。失血に意識を失ったかずさを背負って屋敷へ急いで戻ろうとした貴広は、森で待ち伏せていた飯島の銃弾を受けて倒れる。 朝霧はALICEの人間。その動向を飯島が把握していない筈はなかったのだ。それでいて朝霧の動きを静観していた飯島は、貴広が死ぬか、昔の力を取り戻すかと言う結果を狙っていた。 然し朝霧は失敗し、貴広にも変化は無かった。かずさを奪って人質にした飯島は貴広に、このメイドを殺して昔の神崎貴広に戻れと迫る。 この島から卒業していったメイドたちは皆、主人の盾となり死ぬだけだった。彼女らを送り出した貴広自身の腑抜けた心が、彼女らを殺したのだと、飯島は貴広を糾弾する。 目に見えぬ死は自分の所為ではない?いつまで目を逸らし続けている。 失望を顕わにした飯島が貴広を仕留めようとした時、かずさの姿が揺らいで、二股の尾を持つ化け猫へと変わる。飯島は貴広に、メイドどころか人ですらない化け物のこいつを殺せと再び迫るのだが、今度の応えは影となって返った。 それはナーサリークライムの力。漆黒。失われた筈のそれが、かずさの危機を前に励起し発現していた。 揺らめく影、闇一色の世界。足下から浸食する黒く冽たい水に蝕まれ、痛みもなく苦痛も慈悲もなく、飯島の身は黒い水へと沈んで息絶えた。 二日後。医務室で目覚めた貴広は、駆けつけた霧島によって助けられた事を知る。 かずさが敵ではない事はもう確信以上の事実だった。霧島もそれに同意し、本部の手違いでかずさが巻き込まれただけだと言う事にする。 見舞いに来たかずさは重傷だった筈なのに全くの元気な状態でいた。 かずさは己の正体を、闇に生きる化生であり、死なないだけの存在だと語って、今まで騙していた事を貴広に謝る。朝霧かずさと言うのも本当の名前ではない。 贋物であって、欺いていると言う負い目もあって、怯えているのを隠す為にも、明るく馬鹿な振る舞いをしたりしていた。 自分の居場所が無くなる事が怖かったのだと言うかずさに貴広は、朝霧かずさとしてここに居れば良いと言ってやる。 かずさは、洞窟で旦那に救われた猫が自分である事と、その恩返しをする為に来たと言う事を語る。だが、この間もそんな話をしたが、貴広にはやはり憶えがない。 いつの事だと問えば、大正時代だと言われる。 幾らナーサリークライムの貴広であっても、200年以上前を生きていた記憶は無い。 恩返しの為に置いて欲しいと頭を下げるかずさ。貴広は話を整理した挙げ句、自分はそのかずさの恩人ではないと正直に答える事にした。 かずさが探しているのは自分を助けてくれた人だ。深い疵から治った事を見ても、かずさが大正の頃からの長い時間を生きて来たのは間違いない。そしてその人が今生きて居ると言う可能性も無い。 貴広はかずさの恩人でもないのに、恩人だと言われ尽くされると言うのは違う。 申し訳ないがそれは俺ではない。正直に言う貴広に、かずさは動揺を隠せない。 全部自分の勘違い。勘違いで貴広を危険な目に遭わせ、恩を返そうにもその当人はもういない。自分の存在や無力感に打ち拉がれたかずさは、島を去ると言う。 貴広は止めるのだが、人でない化生の術なのか、抗えない眠りの中へと落ちて仕舞う。 目を醒ました貴広はかずさの事を忘れていた。食事が、いつも食べていた筈のものが美味しく感じられない事を訝しむが、理由さえも解らない。 もやもやした侭数日が経過し、丘へリハビリの散歩に出た所で、鈴の音を聞いた気がした。井上先生の墓を見て、供えられた白菊を見て、かずさの事を不意に思い出す貴広。 然し霧島もリニアも、誰もかずさの事を憶えていなかった。記録にも朝霧かずさの名前は無かった。 貴広は図書館を駆け回って、かずさの残したたった一つの手がかりである、白髪山を探した。昔の、ニホンニアが日本と呼ばれていた頃の山。洞窟のある山。 やがて発見した白髪山へ向かう事を決意した貴広。島を無断で出る事は禁じられていると制止した霧島も折れて、こっちはなんとかするからと送り出してくれる。 大自然の残る白髪山を訪れた貴広は、洞窟の中へと入る。姿は見えないがいる事は解る。かずさを呼ぶと、暗闇の中でかずさは昔話を語り始める。 洞窟で四匹の仔猫が生まれた事。母猫が死んで仕舞ったのか戻らず、三匹は死んで黒猫一匹が辛うじて生きていた事。死を迎えそうな寸前に優しい人間に助けられた事。その人をご主人様と呼んで慕っていた事。 ご主人様と永遠に一緒にいられたら良いのに。無邪気な願いの中、大地震がご主人様の住む町を襲った。柱に潰されたご主人様を助ける事は、小さな黒猫には叶わない事だった。 永遠を得る方法として、嘗て母猫から聞かされた事を思いだした黒猫は、ご主人の血を舐めた。それが呪術だったのか、人ならざるものの持つ魔力だったのかは解らない。 確かなのは、結局ご主人様は死して、黒猫はそれで孤独な永遠を手に入れて仕舞ったと言う事。 この世界から外れて仕舞った化生には、幾ら人の姿を取ってみた所で、居場所なんてない。 そう言うかずさに貴広は返す。居場所がないと言うのなら、俺がお前の居場所になってやると。 かずさの悲しみを知りたい。少しでもそこに寄り添って癒したい。 死ぬ事があったとしても、一日でも長く生きて、お前を悲しませない死に方をしてやるから。 ポケットの中であの鈴が光った。強すぎる光の中で、貴広にそっくりな青年が黒猫に、迷子にならないお守りの鈴だよと付けてやっている姿が見えた。 子孫の者よ。かずさを頼んだよ。 その声を最後に、貴広は洞窟の入り口にいて、かずさが鳴らない筈の鈴を鳴らして闇から出てきた。かずさも今の風景を見た様だった。人違いだけど人違いでもなかったのだ。 頼まれなくてもそうするつもりだったが。言った貴広はかずさの手を取って、二人の帰る場所、萌えっ娘島へと戻るのだった。 戻った二人を霧島が迎える。皆の記憶は元通りになっていた。 井上先生のお墓の前で、お陰でかずさを思い出せたと語る貴広にかずさは、生きるって事が少し解った気がすると言う。 広大な時間の中で、点の思い出を繋いで合わせて、それを生きていく証にする。 悲しい事であっても、それが生きると言う事だから。 かずさの左薬指にあの鈴を結んでやった貴広は、これでもう迷子にはならないと言う。 まずは形になる思い出を作ろうと、貴広は古い写真機を用意して、中庭に、リニアや冬葉や鈴希や霧島を呼んで、記念撮影をする事にした。 シャッターが降りる寸前、貴広に抱きついて、こういったものはやったもの勝ちだと笑うかずさ。 形あるものは無くなったとしても、思い出は消えたりしない。 かけらとなったとしても空気の中へ、想いの中へ。生きて行く限りはずっと。 ========================= ・かずさ篇まとめと補足 設定厨としては、設定面での混乱が大渋滞して困り果てるのがかずさと鈴希のルートで、取り分けかずさの方は整合性を考えて仕舞う性分には頭を抱えたくなる惨事を呼び起こします。 話としては猫の恩返しもとい「猫が恩返し」。理屈ではないファンタジー展開で、鈴希ルートと表裏一体の様な存在である為にか、朝霧の登場や飯島との対決や皆の記憶から消える事なども含めて酷似した流れが多い。 だのに鈴希ルートであれだけかずさが活躍したにも拘わらず、かずさルートで鈴希は全く空気だし、相変わらずあちこちがフワッとしているし、展開は余裕で被るし、双方同じ設定を下地にしている筈なのに矛盾点が普通に生じていたりと、ちょっとバランスも宜しくないなあ…とか。 大正時代が百年前とテキスト上で言っている時点で、時代設定から共有出来ていないのがまるわかりと言うべきかチェックミスか…。 猫かずさのご主人様も、貴広の先祖と言う扱いになっていますが、ナーサリークライムの彼にご先祖なんてものが居たのか、かずさが化け猫になったのは猫の持つ力なのか、ナーサリークライムの素養(?)のあったご主人の血に因るものなのか、もよく解らず仕舞い。仮にご主人がナーサリークライムの下地を持ってはいて、まだ神崎貴広には至らない魂であったとしても上手く説明がつけられないと言うか…。確かコンシューマの攻略本では何か無理矢理説明していましたが。 キーアイテム(?)の鈴も、何で貴広が所持していたのかの説明は一切無いし、仮に貴広がご主人様の子孫だとしてもこじつけるには厳しいし、それが鈴希篇での子供時代と、朱キ日などを経ても失われず手元にあって行方不明だったと言うのは更に厳しい。迷子にならない鈴だからと言うのなら貴広の手元にではなくかずさの手元に無ければおかしいしで。 リニア篇で懐中時計と言う、記憶の無い子供の頃に持っていたキーアイテムがあるだけに二番煎じ感もあるので、鈴に関してはご主人様がご先祖?と言う話以上に蛇足かなあと…。どんだけ子供の頃から謎の品物を持っているんですか、孤児の貴広くんは…。 そんなこんなで物語の評価としては申し訳ないけれど今一つ…、二つ三つと言った所。 かずさと言うキャラクターの可愛らしい描写にはそれなり見応えがある。ただ、猫だからなのか何百年生きていると言いながらも精神的に未成熟でそこもアンバランスで…。 こまけえ事はいいんだよ!の精神(二度目)で。 ・もうただの趣味の余談。 鈴希ルートでも置き去りにされていた飯島まわりの陰謀。 両ルートに矛盾が生じている以上、その設定が共有されているかは定かではないのですが、まあ折角なので無駄な掘り下げ疑問でも。 要するに気になるのは、朝霧は貴広の暗殺と言うオーダーを受けて来た訳ですが、飯島の様子や朝霧の口ぶりをみると、粛正部隊のALICEとして貴広の粛正を目論んでいたのではなさそうと言う所です。 それどころか飯島は鈴希ルートでもかずさルートでも、一度は貴広を味方にしようと試みているぐらいなので、朝霧に暗殺を命令したのは貴広の考え通りに上の方の幹部の誰かと言う線で間違いないでしょう。 そんな中、貴広の護衛として朝霧の連れてきた護衛メイド(N3)がいますが、これを付けさせたのは貴広の師で育ての親と言う、水野政策部長からの命令だと言います。 1:水野政策部長が、一部の役員や監査部が貴広暗殺を目論んでいる事を掴んで、貴広にN3を護衛につけた。或いはN3と知らずとも護衛を送る様命じた。 >水野政策部長ぐう聖説。オヤゴコロで、島流しの貴広くんが心配で堪らなかった。 2:水野政策部長が貴広の暗殺を阻止する…と言う建前で朝霧と言う刺客と、行動制限の為の護衛とを送った。それを掴んだNGirl側が貴広を守る為に護衛メイドにN3を遣わせた。 >水野政策部長完全ゲス悪役説。オヤゴコロだとでも言われれば貴広が聞くほかないのを解っていて、暗殺を命じた。 3:朝霧が水野政策部長の命令を騙って護衛をつける事で貴広の動きを監視していた。N3だったのは勿論知らない。 とは言え、これは貴広が本社に確認の電話でも入れれば一発でバレて仕舞うので微妙。 >水野政策部長全く無関係説。ただ貴広にとって断り難い名前として使えればそれで良かった。 ……うーんかなりどうでもいいのだけど、現在の貴広の本社の立ち位置とかで気になるんですよ設定厨としては…。 鈴希ルートでは、飯島は役員をぶちのめすクーデターを目論んでいるので、古株の水野と敵対していた可能性は高い。 かずさルートでも水野からの命令を個人的に受けた朝霧が暗殺に出向くのを傍観し、貴広が死ねばそれで、死なないで力を取り戻してくれればそれで、と言った感はある。 また、親代わりと言いながらも、貴広は水野の事を呼び捨てにしており、余り好んでいない様子がひしひしと伺える。 養成所時代はともかく、それ以降は自分をこんな風に育てたと言う客観視での悲劇的な意味もあって、島流し後の関係は良好では無かったのかも知れませんね多分。 ……と云う訳で「2」が一番有り得そうですね。結果的に(鈴希ルートでは)N3が仲裁に入って事態収拾を図っているしで。かずさルートの場合は、暗殺を阻止出来たからよかろう、での帰還かと。 ……や。かずさ全く関係ない部分が気になって仕舞った感じですね…。 ========================= ========================= |